ここ最近済州島は、不動産ブームであった3~4年前に比べて著しく取引が減っている状況です。 不動産取引がピークだった時期と比べると、不動産の景気が悪くなったという意見がほとんどで、投資ではなく実際の必要需要によってのみ取引が発生している状況です。
※2017年から済州島の取引数が年々減少
そこには、土地分割制限および外地人の農地取得証発給の強化など、不動産規制の強化や土地取引許可区域の新規指定、金利上昇など、様々な外部要因も影響しています。
近年このような状況により、済州島の土地を売却に関する問い合わせも多くなっています。 特に、長期保有ではなく今後5年以内に売却をしたい方が多く、理由はすでに高止まりした済州島の地価が今後5年以内に再び値上がりする可能性が少ないためです。
※取引数は年々減少しているが、地価は高く形成されている。
お問い合わせを頂く多くの方々が済州島の地価の相場をまず知りたいとおっしゃっています。その為、済州島の地価がどのように形成されていったかを整理してみました。 形成過程を理解すると済州に所有されている土地についても理解しやすくなると思います。
1段階
うわさや内部情報によって外地の仲介業者がたくさん開業を始めます。
2段階
済州島地域内の仲介業者もより増え始めます。
3段階
開発計画の発表で地価上昇雰囲気が形成されます。 (上昇の本格化)
4段階
事業計画確定発表となり、多くの仲介業者が開業します。
5段階
開発計画の確定と同時に地価が垂直上昇します。
6段階
開発計画の着工と同時に地価が高騰します。
7段階
人口流入で短期賃貸住宅の需要が増加します。
8段階
土地保有と土地売却のタイミングを慎重に検討し始めます。
9段階
商業地域の価格上昇後、建物と地価が下落します。
10段階
地価が安定します。
以上、今まで済州島の地価が形成された状況を簡単に紹介致しました。 済州島の土地だからと言って全て価格が上がったわけではありません。 上記のように開発地域を中心に価格が大幅に上がった状態です。 また、土地周辺のインフラ、用途地域、開発状況によって価格が数十倍も差が生じたりもします。
そのため、詳しい地価の相場はやはり専門家の調査が必要です。
現在所有している済州島の土地の価格が知りたい方、売却を検討される方、済州島不動産関連相談をご希望の方は、是非ご相談頂ければ、親切丁寧に対応させて頂きます。
※日本全国対応可能
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